「身内の家がゴミ屋敷に…。片付けたいけどお金がない…。」
「とはいえ、できるだけ早く片付けないとマズイ状況に…。」
と考えている方もいると思います。
今回はお金がなくても、ゴミ屋敷を清掃できる方法をまとめました。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
費用を抑えてゴミ屋敷を清掃する方法
費用を抑えて清掃する方法は大きく下記の2つの方法があります。
- 自力ですべて清掃する
- 難しい部分だけ業者に依頼する
それぞれのやり方を解説します。
自力ですべて清掃する
自力で清掃は次の3つすべてに当てはまる方にお勧めです。
- 費用をとことん抑えたい
- まとまった時間を確保できる
- 根気がある
ゴミ屋敷清掃を自力ですべて清掃しようと思うと、時間が多くかかってしまいます。
早くて1日で完了しますが、1週間以上かかることも…。
ゴミの多さや大変さに途中で諦めてしまう人もいるので、やり抜く根気も必要です。
自力で清掃する時どのような流れで清掃すればよいのでしょうか?
実際に清掃する場合には参考にしてください
- 道具を準備する
- 害虫駆除
- ゴミを分別し処分する
- 残ったものを仕分ける
- ゴミを搬出する
- 床などの清掃をする
- 清掃後、収納する
1.道具を準備する
まず、以下にまとめたものは準備するようにしましょう。
- 害虫駆除剤・蚊取り線香
- 大きいサイズのゴミ袋(100枚以上)
- 手袋やマスク
- 掃除用具(掃除機やブラシ、モップなど)
- ゴミを積める車両
また、1日の作業量を決めて無理なく清掃する計画を立てることもおすすめです。
作業を効率的に進めるために進めることができます。
ゴミを処理する際に100袋以上のゴミをお近くのゴミ捨て場に置くと近隣の迷惑になります。
ですので、自治体のごみ処理センターに車やトラックで運び持ち込むようにしましょう。
自治体によってゴミ処理センターが空いている日付やルールが異なります。
必ず確認したうえで持ち込むようにしましょう。
2.害虫駆除
掃除を始める前に、バルサンやアースレッドなどの燻煙タイプの殺虫剤を撒いておきましょう。
ゴキブリやハエなど目に見える害虫だけでなく、ノミやダニなど幅広く対応できるものがおすすめです。
清掃中にゴキブリやハエなどを見つけて気が散る場合は、害虫駆除スプレーを常に近くにおいて作業しましょう。
3.ゴミを分別し処分する
ペットボトルや缶など、明らかにゴミと分かるものはゴミ袋にいれましょう。
必ず分別したうえでゴミ袋に入れてください。
なかには大切なものや、使うかどうか分からないものが出てくると思います。
それらは、「大切なもの」「保留(使うかどうか分からないもの)」の箱を用意し、入れていきましょう。
4.残ったものを仕分ける
ゴミ袋に入れる作業が終わったら、保留の箱で残すものと、捨てるものを仕分けていきましょう。
残すか捨てるか判断が付かない場合は、「最後にいつ使ったか」で判断するのがおすすめです。
1年以内に使ったことがあるものは残しておきましょう。また使う場面が訪れるかもしれません。
逆に1年以上使っていない場合は、次に使う機会がほとんどないので、捨てても問題ないことがほとんどです。
5.ゴミを搬出する
仕訳が完了したら、ゴミを搬出し処分しましょう。
前述していますが、必ず自治体のルールを守ったうえで処分してください。
6..床などの掃除をする
ゴミを処分したら汚れが溜まっていますので、清掃しましょう。
とくに消臭や除菌は念入りに行ってください。
せっかく綺麗にしたのに、悪臭が残っているとゴキブリやハエなどの害虫を寄せ付けてしまいます。
7.清掃後、収納する
清掃したら、ものの位置を決めて収納するようにしましょう。
再びゴミ屋敷にならないように防止するためです。
自力ではできない部分を業者に任せる
自力での清掃は費用を抑えられるけど、大変すぎる…。と思った方や少しでもお金に余裕がある方は、自力では難しい部分だけ依頼するようにしましょう。
例えば大きな家具や家電などは自治体のルールを調べて、それに沿った方法で捨てないといけないので手間がかかってしまいます。
重いので運び出すだけでも大変ですよね…。
自分でできる範囲の清掃を済ませておくだけで、業者に依頼する費用は安くなります。
場合によっては通常の半額以下になることも…!。
業者選びで安くなるポイント
自分ではできない部分をゴミ屋敷清掃業者に依頼する時、どんな業者が良いのか迷うと思います。
ゴミ屋敷清掃業者を選ぶ際に、できるだけ安い業者を利用したいと思いますよね…。
ここからはゴミ屋敷清掃業者の費用を安くする方法2つを解説します。
相見積もりを取る
費用を安く抑えたい場合は相見積もりを取るようにしましょう。
複数の業者に清掃のお見積もりを取ってもらうことで、より安い業者を選ぶことができます。
※Webサイトに掲載している料金はあくまで目安です。必ず現地でお見積もりしてもらい、実際の値段で比較するようにしましょう。
高額な料金を請求するのに、清掃がいい加減な悪徳業者がいます。
清掃がいい加減だと、後日に別の業者にやり直しを依頼しないといけないことも…。
そうなると費用は、かえって高額になってしまいます。
お見積もりの内訳の丁寧さや、スタッフの対応などをじっくり観察しましょう。
業者を比較することができるので悪徳業者を回避することは十分に可能です。
買取をしてくれる業者を選ぶ
ゴミ屋敷清掃業者の中には、家具や家電の買取を行ってくれる業者もあります。
清掃の費用から、買取の金額を差し引くので、お得に利用できます。
※全ての家具・家電を買い取れるわけではありませんので注意してください。
少しでも費用を抑えるには、清掃
ゴミ屋敷を放置するリスク
自力で清掃する場合も業者に依頼する場合もできるだけ早く清掃するようにしましょう。
ゴミ屋敷を放置するとさまざまなリスクがあり、非常に危険です。
放置すると以下のことが発生します。
- 悪臭が発生する
- 害虫が発生する
- 火災の原因に
- 損害賠償請求をされることも
どれも発生したら大変なことばかりです。
ゴミ屋敷は放置せず、清掃は先延ばしにしないようにしましょう。
悪臭が発生する
ゴミ屋敷には腐敗した食べ物や、食べかけ飲みかけの飲食物などの生ゴミも放置されています。
生ゴミを放置することで、強烈な悪臭を発生させてしまいます。
家の外に臭いが漏れ出し、近隣の方から苦情がくるなどトラブルの原因になることもあります。
害虫が発生する
前述した生ゴミなどを放置することでゴキブリやハエなどの害虫が発生します。
また、ネズミや野良猫なども集まってくるので衛生環境が非常に悪い状態になります。
害虫・害獣は近隣の住居に侵入することも…。
悪臭同様に近隣トラブルに発展することもあります。
火災の原因に
ゴミ屋敷では掃除をしないために大量のホコリが溜まってしまいます。
特にコンセント周りはホコリに注意しないと火災につながります。
また、生活スペースにゴミが散乱していますので、タバコや蚊取り線香などの小さな火種がゴミに引火する可能性もあります。
損害賠償請求をされることも
ゴミが家の外や道路にまで溢れている場合は通行人の妨害になってしまう場合があります。
また、ゴミが近隣の方の敷地まで溢れたり、悪臭や害虫による健康被害が発生すると損害賠償請求をされる可能性もあります。
まとめ
今回はお金がない方でもゴミ屋敷を清掃する方法をまとめました。
自分で清掃するのは大変だと思います。限界を感じたら、ゴミ屋敷清掃業者に依頼するようにしましょう。
これからゴミ屋敷を清掃しようと思っている方に少しでも参考になれば幸いです。